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  • Writer's pictureAya

傾聴スキルその6:理解したことを示し、正当だと言及すること



傾聴をする際には、聴き手が話し手の言葉を「うんうん」と聴くだけでも価値はあります。でも、もし、話し手が「私の話をよくわかってくれる!」と思える場面があると聴いてもらったという感覚が強く残ります。では、この「私の話をわかってくれる」という感覚はどうやって生まれるのでしょうか? 聴き手としては話の主導を握るのは避けるべきなことはもちろんですが、それでも随時それまで聴いた内容をまとめたり、自分の理解や認識を伝えることを行います。さらに、話の中に感情表現(うれしい、満たされた、興味がある、不安、イライラする、怒っている、など)があったり、それらの感情を抱えているのではないかと思われたときには、話し手の了解を得た上でその感情について話を進めることができます。そして、その時に「理解したことを示し、正当だと言及する」というステップを踏むことで話し手は聴き手に対して「私の話をわかってくれる」思え、安心して続きを話すことができるようになります。 また、ネガティブな感情を抱いた時や、それを言動として表してしまった時に、それを『悪いこと』と思って自分を恥じたり、責めたりしてしまうことがあります。皆さんにも経験はありませんか?私はよくあります。例えば、子どもを叱った時、イライラした態度を出してしまった時など後で一人で落ち込むことがよくあります。ネガティブな感情だけでなく、ポジティブな感情であっても「大喜びしすぎた」とか「はしゃぎすぎた」などと思ってしまうこともあるかもしれません。


自分の感情や言動が良くなかったと思った場合、その経験を封印して思い出さないようにしたり、自分を責め続けたりする場合があります。自分の経験を封印したり責め続けることが本当に必要なのでしょうか?封印や責めることは反省することとは違いますよね。もし、良くない(と思う)ことをした場合には内省(自分を振り返る)ことが重要ですが、封印や責めてしまうと内省ができなくなってしまいます。 あるいは、自分の感情や言動について過度に正当化し、自分は間違ったことをしていない、あれは周りの人が・状況が自分をそうさせたんだ、のような考え方をする場合も内省ができなくなってしまいます。


内省を促すためには、自分の感じたこと、行ったことを過度に正当化することなく、しかし、自分の言動はその状況では仕方なかった、誰しも行ってしまうことだったなどと思うことができ、自分の感情や言動を受け入れられることで内省への第一ステップとなります。一人で内省に進むのは難しいですが、対話の相手がいると以下のような事が起こり得ます。まず、聴き手が話し手の言葉を理解します。次に、聴き手は話し手に話を理解したことを伝えたり、理解した内容を確認したりします。そして、そのような感情を抱くこと、そのような言動をすることは正当であり、避けられなかったであろうと伝えることで、冒頭に述べたように話し手は「私の話をよくわかってくれる!」という感覚を得ることができます。


よく、「安心・安全な場所」という表現を見聞きすることがあるかと思います。私達の対話の中でも随時、理解したことを示し、正当だと言及することで「安心・安全な場所」作りができるようになります。


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